API610規格の最新版では、「モータを取り外さずに、メカニカルシールの交換ができる構造」を要求されています。
既設タイプでは、ポンプロータのスラスト力を受ける特殊モータを採用していますが、それだと対応できるモータメーカーが限定されてしまいます。そのため故障時のメンテナンスを行う際、納期が長期化してしまう現状がありました。

そこで、ベアリングユニットを装備する最新タイプへ改造することで、対応できるモータメーカーの選択肢を広げることが可能となりました。
ベアリングユニットのベアリングでスラスト力を受ける構造にすることで、各メーカーの高効率モータが使用可能となり、その結果、省エネやCO2削減にも貢献することができます。またメカニカルシールのメンテナンスも行いやすい構造となっております。

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